故人を偲ぶ

供養とは、故人や祖先を偲び冥福をお祈りすることです。供養には「お墓や納骨堂に埋葬する」「海や山へ散骨する」「自宅で手元供養する」などたくさんの種類がありますが、どの方法でおこなっても「冥福をお祈りする」ということに変わりはありません。ご家族やご親族で話し合い、ライフスタイルに合った供養方法をお選びください。

遺骨を粉末状にするメリット

粉骨とは、乳鉢や機械を使って火葬後のご遺骨を2ミリ以下のパウダー状に粉砕することです。粉末状にすることで、海や山に遺骨を散布する「散骨」が可能になります。遺骨を粉骨するメリットは大きく分けると2つ。
・自然により早く還ることができる
・海や山に散骨することができる
*粉骨してしまうと元の状態に戻すことができないため、ご家族やご親族間でお話合いをしてからご依頼ください

粉骨の依頼ができる人と必要書類

古川天昇堂では、粉骨依頼をご遺骨の所有者( 祭祀承継者 )の方限定とさせていただいております。
祭祀承継者:お墓や仏壇などを管理し、故人の祭祀を執り行う権利を持つ人のこと
【 必要書類 】
・ご遺骨の証明書
 火(埋)葬許可証、改葬許可証等の証明書のコピー
・申込者様の身分証明書
  運転免許証、マイナンバーカードのコピー

有害物質「六価クロム」

火葬後のご遺骨には、発がん性物質の「六価クロム」が含まれていることがあります。この物質は非常に強い酸化作用を有しており、人体に触れると皮膚の炎症やがんの原因となる有害物質です。六価クロムは水に溶けやすく、環境基準法による土壌環境基準値を上回る場合には適切な処理が必要になります。古川天昇堂では海洋散骨を予定されているお客様には、六価クロム無害化処理付きプランをお勧めしています。

粉骨の流れ